数年前のリボン誤食についての振り返り

猫じゃらしのリボンが短くなっている。

仕事からお昼に一時帰宅すると、出したままの猫じゃらしのリボンが千切れているのを見つけました。誤食の文字が頭をよぎり、千切れたリボンが落ちていないかとあたりを探してみましたが、どこにもありません。

猫のソモは普段と変わらない様子で過ごしています。

犬や猫にとって紐の誤食は、腸をじゃばら状にひきつらせ、腸閉塞を引き起こす可能性があります。もし本当にリボンを食べてしまっていたら、すぐにでも病院で診てもらわないといけません。

それを知っていて、いつもは片付けるのに、家族が家にいるからとそれを怠ってしまいました。留守にしていた朝からお昼まで、もし誤食していたのであれば事故から最長で4時間が経過しています。いつも行く動物病院は運悪く休診日ですが、もしかしたら誰かいるかもしれないとパニックになりながら電話をかけました。

院長先生につながったので事情を説明すると、「危険ではありますが、時間も経っているようだし、出先にいるのでどうすることもできません」との回答。どうしたらいいんだろう。検索しても怖い内容しか出てこない。わたしのせいでまだ小さいソモちゃんが死んじゃうかもしれない。当時は会社を早退するという選択肢がなく、「もしかしたら誤食は勘違いかもしれない、リボンはどこかから出てくるかも」と自分に言い聞かせ、会社に戻ってしまいます。

退勤後、別の病院を探して電話で事情を説明。
・猫のおもちゃのリボンが見当たらないので誤食かもしれない
・朝から出掛けていて気付いたのはお昼
・気のせいかもしれないけれど念のため診て欲しい
というようなことを事前に伝え、誤食したかもしれないものを持って病院へ向かいました。レントゲン撮影の際に、お腹にあるものと見比べて異物かどうかを判断するためです。

先生からは、異物が胃に残っていれば吐かせる処置や内視鏡で取り除けること、腸まで進んでしまっている場合は自然排出を待つか、状態によっては開腹手術になると説明を受けました。

ソモちゃんの場合は胃に異物がなく、既に腸に移動してしまっていました。レントゲンに、持っていったリボンと同じようなものが写っていました。具合は悪くなさそうだったことから、自宅でうんちと一緒にリボンが排出されるのを待つことになります。

自然排出を待つ間は、うんちの中に異物が混ざっていないかをトイレのたびに確認します。水で崩しながら探し、出てきたものは保管。元のリボンの長さと一致すれば、すべて排出された目安になります。

帰宅後家族には経緯を説明し、おもちゃを出しっぱなしにしないこと、異変があればすぐに知らせてもらえるよう改めてお願いをしました。幸い数日以内にはリボンが全て排出されて長さが揃い、病院にその旨を報告して終了となりました。

すぐに病院で診てもらうという決断ができずに、ただ祈るしかない状況になったことは心底情けなく、わたしが飼い主でごめんなさいという気持ちでいっぱいでした。決断が早いほど、とれる選択肢も多くなることを痛感し、以降は早めの受診を心掛けています。不安になりながら様子見をするよりも、まずは先生に相談した方が安心して経過を観察できるなと実感しています。